Jw_cadで多角形の面積を求めたいのですね。
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曲線で囲まれた面積を求める方法は難しい
直線で囲まれた範囲の面積は、座標法の公式を利用すると精度良く求める事ができます。
ただ曲線はいろいろな曲線がありますし、座標法の公式を適用するにしても、近似値しか求まりません。
曲線がすべて数式で表せるのであれば、探したり作れば面積を求める公式も出てくるかもしれませんが、バリエーションの多さからしても無理でしょう。
床面積とは
↓こちらが短くまとまっていてわかりやすいでしょう。
●床面積 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%8A%E9%9D%A2%E7%A9%8D
円弧なら求められる場合がある
↓円弧で部分的に囲まれた範囲の面積計算を行う例が書かれたページが見つかりました。
●Jw_cad 面積の測定方法(3)
https://kantancad.com/Jw_cad22/Jw_cad24/Jw_cad-Entry94.html
これ以上の曲線の求積は見つけられませんでした。
Jw_cadで面積を測る方法
↓参考リンクです。
●[測定]指定した範囲の面積を測定する|Jw_cad超初心者道場 ~JWCADの使い方~
https://www.jwdojo.com/others/0502.html
●Jw_cad 使い方.com 面積の測定方法 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lW-b9xQFL1o
●Jw_cad 使い方(面積を簡単に計算して表示させるには)
https://mam-mam.net/jw_cad/reverse/11.html
●床面積表作成(JW_CAD): hiro’s page
https://oreooreooreo.seesaa.net/article/201001article_7.html
距離・面積・座標測定も便利
距離・面積・座標測定も度々使うと思います。
[その他]メニュー→[測定]でコントロールバーに[距離測定]、[面積測定]、[座標測定]とボタンが出てきます。
ボタンを押して測りたい範囲を指定していくと、ステータスバーに結果が出てきます。
[測定結果書込]で図面に結果を書き込む事もできます。
単位も指定できます。
座標測定は相対座標が出てきますが、2点間の差を知りたい時は重宝します。
測量座標を出して欲しい時は、測量CADを購入した方がいいのではないでしょうか。
Jw_cadではちょっと厳しい感じです。
縮尺係数も考慮しないと駄目ですし。
紙の重さで測る方法
紙の重さを測って、面積を測りたい図形を切り取って重量比で面積を求める方法があります。
ただし正確な形に切らなければなりませんし、秤の精度も大事ですし、紙が均一な重さでできているか、気になる点はたくさん出てきます。
どんぶり勘定で良ければ有効な方法です。
土地家屋調査士試験でも出てきます
土地家屋調査士試験で床面積を求める問題は、毎年建物の書式の問題で出てきます。
私も受けてきましたが、法規の選択肢式の問題の得点が悪かったため、いくら頑張っても書式は採点されなかった事でしょう。
どうしても土地家屋調査士になりたい人は、近い仕事に就く事と、若いうちから挑戦する事でしょう。
歳を取ると、数学センスも記憶力も悪くなりますし、時間もとれなくなります。
私は向いてないからと言う理由で断念しましたが。
範囲指定で同じ距離を積算させないように注意
測るのはいいのですが、本当に間違いがないか、確認する必要があります。
線が重なっている所で繰り返し測っているかもしれません。
良くチェックしましょう。
概算もできれば行った方がいいですね。
概算は印刷した図面をなぞる方法もありますし、計算で出す方法もあります。
いろいろやれるといいのですが、その時その時で対処しましょう。
Jw_cad以外のソフトで機能があるか調べる
Jw_cad以外のソフトで機能があるのか調べると良いでしょう。
手始めにPhotoshop、Illustrator、AutoCAD LTなんてどうでしょうか。
体験版なら無料です。
いろいろなソフトを使っても方法がない時は自作でしょう。
曲線を形が崩れない程度にサンプリングして曲線上の座標を求めます。
紙に写すかコピペしてExcelに入力していきましょう。
全部終わったら、座標法の公式を使って求積です。
↓座標法の公式が載っています。
●座標法 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%A7%E6%A8%99%E6%B3%95
↓実際に座標法の求積を行う時の具体的な手順は次の通りです。
マクロで作ると便利です。
●地積の求め方
http://www.eonet.ne.jp/~chosashi-komatsu/touki_topic014.html
頂点の座標をすべて用意すれば、何角形でも精度良く面積が求まる素晴らしい公式です。
曲線をサンプリングして頂点とした時は時は、近似値しか求まらないのが残念な所です。
仕方が無いのですが。
本格的に曲線から求積するとなると、積分の非常に高度な式変形を行わなければなりませんので、数学の専門家でもできるかどうかわからないでしょう。
住む人にとってちょうどいい床面積って有ります
広い家が好きな人も狭い家が好きな人もいます。
家族の構成も関係するでしょう。
家が広いと掃除するのも大変です。
最近は近所に人が立て替えをしているのを見ると、そろそろ我が家も建て替えの時期かもと焦ります。
昔は庭とか屋上とか有る家に憧れていました。
花を育てるのも昔は好きでしたし、空の開けた所で星を見るのも好きでした。
今は昔ほどではありませんが、自分より後の世代で園芸や天体観測好きな人が出てきたらいろいろ話をして盛り上がってみたいですね。
大人になるとなかなか忙しくて、朝晩2回植物に水やりをしたり、夜遅くまで星を眺めたりできなくなるものです。
2回測って間違いのない事を確認
多角形の範囲の面積を求めると、2回測って違う数字が出てくる事が度々あります。
指定の方法が悪かったのですが、指定の間違いを起こす線のつなぎ方を行っている事にも原因があります。
間違いが起こらないよう図面を直すか、注意深く範囲を指定しましょう。
短い辺があるとよく間違えます。
大きい位で変わらなくても、小数の細かい位で変わる事がありますので、測り直す時はできるだけ細かい位まで何かの方法で写しておきましょう。
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