三角スケールで縮尺が合わない時の対処法をお探しですね。

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原寸大とは

原寸大という事は実物と同じ大きさで平面に描かれていたり、模型として作られているという事です。

大きいものの場合は原寸大で作ってしまうと、大きすぎて扱いが難しくなります。

1分の1というのは実物を1分の1で作ったという事で、原寸大とほぼ同じ意味となります。

例えば10分の1となった時は、1mの大きさの物体を10cmで描いたり模型にする事が想像できます。

2つのスケールがあって何倍かわからない時は、紙を使って筆算を行ったり、電卓を使いましょう。

大概は2倍だったり10倍だったり計算のしやすい縮尺になっている事が多いのですが。

↓1/1はこちらのサイトでも解説しています。

●1/1 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/1/1

1/1ガンダムが話題になった年もありました。

懐かしいです。

プラモデルは小さくないと個人では扱いにくいという事でしょう。

縮尺変更する方法

縮尺変更をする方法は大きく分けて2つ有ります。

レイヤーグループで指定する方法と、図面の中の線などの図形を拡大・縮小する方法です。

縮尺ダイアログで設定

↓こちらのダイアログの説明がわかりやすいでしょう。

●[縮尺・読取設定]ダイアログ|Jw_cad超初心者道場 ~JWCADの使い方~
https://www.jwdojo.com/setting/1301.html

レイヤグループ毎に縮尺を変える事ができるので、違うレイヤーグループに作図すれば異尺度の図面を混在させる事が可能です。

プラモデル

昔は子供達の間でプラモデル作りが流行っていた時代がありました。

私はあまり興味が無く、今では使い物にならない当時のパソコンでプログラムをいじったり、ファミコンで遊んでいました。

プラモデルもパッケージに何分の何スケールと書いてありそうです。

とても原寸大なんて作れないでしょう。

作っていくと作品の置き場が必要になっていくのですが、みんなどうしたのでしょうか。

私なんてプラモデルでなく本ですら置き場に困るぐらいなのですが。

レイヤグループの縮尺を変更する方法

レイヤグループ毎に縮尺を設定する事が可能です。

これからもJw_cadの図面を書き続ける人は設定内容をよく理解しましょう。

実寸固定と図寸固定に注意

実寸固定は構造物の寸法等のサイズは変わりませんが、画面や紙上の見かけのサイズは変わります。

図寸固定は画面や紙上の見かけのサイズは変わりませんが、構造物の寸法等のサイズは変わります。

これは実際に試して体験する事が早くマスターする方法でしょう。

若いうちは一回行うと覚えてしまうのですが、私みたいに歳を取ってしまうとなかなか覚えられません。

CADをしっかり覚えるためには若いうちから慣れないと駄目なのかもしれません。

地図

地図も原寸大では使いにくそうです。

用途によって数十分の1から数万分の1等いろいろあります。

今はパソコンを使って縮尺を変えるのが簡単になりましたが、手書きの時代は苦労したでしょう。

失敗は許されなかった事でしょう。

ただそのおかげで仕事に就けた人はたくさんいたのでしょうけど。

特定の図形を拡大・縮小する方法

図形を選択後、移動で拡大率として倍率を指定します。

どこかから図形を持ってきたけどサイズがおかしいという時に使えそうな方法です。

ただし拡大・縮小後、見た目と、測ったサイズが正しいかチェックが必要です。

倍率で縮尺を変える方法も

構造物のサイズがはっきりわかっていて、整数倍大きさ表示がおかしい時等は移動や複写で倍率を指定して直す事も可能です。

これは例外的な方法なので、普段は縮尺設定の変更で行った方がいいでしょう。

あと倍率変更の場合は大きさをすぐにチェックすべきです。

おかしい状態で長期間放置すると直せなくなります。

機械

機械設計もCADのおかげで省力化できた方でしょう。

こちらは紙に収まるサイズの部品であれば、原寸大で描ける場合もあるかもしれません。

今は加工技術がすごいと聞きます。

コンマ何桁までの精度で部品は加工され収められているようです。

紙と画面計測でチェック

図面をいろいろいじる事も大事ですが、最後に紙に印刷して構造物のサイズが合っているかある程度チェックを行いましょう。

私も他の人が作った図面をいじる事が多くて、なかなか自分で縮尺を変更する事なんて有りませんでした。

縮尺の指定は初心者向けの機能のように見えても、実務では上級者向けの機能なのかもしれません。

CADは紙に鉛筆で書くのと違い、簡単に大きさを変えれますし、何枚でも紙に出せますし、変更も簡単です。

ただ紙の消費は減らないものです。

ただ、今はタブレットが普及しかけているので、本当に紙の減る時代はもうすぐなのかもしれません。

ただ通信料金がもうちょっと安くなってくれないと、なかなか気軽に使えないかもしれません。

そのうち5Gのサービスも始まります。

高速化もいいですが、もっと通信料金も安くなってほしいものです。

今の若者はスマホを手足のごとく使いこなしている人が多いようですが、個人的にはなかなか使いこなせない状況です。

SNSがなかなかスタートできません。

もう歳なのでしょう。

時代に取り残されなければいいのですが。

建築

こちらは原寸大とはいかないでしょう。

建物の図面で活躍しそうです。

Jw_cadが活躍するのは主にこのフィールドでしょう。

業務CADを使っている所も多そうですが、Jw_cadでも無料で充分使える機能はあるようですし。

寸法を拡大縮小する方法

↓こちらの解説がわかりやすいでしょう。

●縮尺変更時に寸法が変わる、変わらない設定
https://jwcad-tsukaikata.com/category24/category14/ShukushakuSunpou.html

ハイレベルですが、必要な人もいるでしょう。

紙上チェックを忘れずに

どの方法をとっても、パソコンの成果物は印刷して実際に測ってチェックするまでは正確かどうかわかりません。

同じ方法で作った図面をすべて完璧にチェックする必要はありませんが、最低限のチェックは怠らないようにしましょう。

システム開発をしていると、人間の頭では間違いが無いと思っても正確で融通の利かないコンピュータからは駄目出しされます。

最近はコードを書いてる途中でも間違いを指摘してくれるので、大概の間違いはコードを書いている途中で直ってしまい、一発でビルドが通った時はすごいと思ってしまいます。

ただ、それでも実行してみると何らかの不具合が有ったりします。

学校の先生の、コンピュータは動かしてみるまでどんな動きをするかわからないという教えはどこかに残っています。

頑張りましょう。

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